性病かな?水泡が出た時の性病ってどんな性病が考えられる?

性器周辺に水泡ができたなんだか痛いその症状は性病かもしれません。
水泡の症状が出る性病の種類その原因治し方などをご紹介いたします。

水泡の症状をともなう性病の種類と原因、その症状とは?

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性器ヘルペス

水疱ができる代表的な性病が、性器ヘルペスです。
性器ヘルペスはヘルペスウイルスによって引き起こされる性病です。症状として性器や口唇、顔などに水泡ができます。上半身に症状が出るのが1型口唇ヘルペス、下半身に症状が出るのが2型の性器ヘルペスです。
ヘルペス病変部との接触により感染するため、性行為による感染が最も多くなっていま。
症状が出ていなくても性器の皮膚や粘膜にウイルスが入るため、パートナーに感染する危険性があります。感染してから発症まで約2日~14日ほどです。
性器ヘルペスに感染するとまず水泡のようなものができます。またそれが破れてただれ、強い痛みをともないます。徐々にかゆみや痛みが強くなってくる場合が多いようです。出来る水泡の数には個人差がありますが、他の性病と違い激しい痛みがあるのが特徴です。
また女性が初めて感染した場合、排尿の際にも強い痛みをともなうため排尿が困難になります。
水泡以外の症状は、太もものリンパ節の腫れや痛みです。また膣の入り口や外陰部、子宮頸管や膀胱まで感染することがあります。
1年以内に8割の方が再発すると言われています。その原因は過労、性行為、ストレスなどの刺激によるものです。初感染の時よりも症状は軽く、治る期間も短いと言われています。

尖圭コンジローマ

良性のヒトパピローマウイルスに感染して起こる病気です。
水泡とは 少し違いますが、性器周辺にイボのようなデキモノができます。
鶏のとさかやカリフラワー状と例えられるイボが、膣周辺や子宮頚部、大小陰茎、肛門周辺にできます。色は薄ピンク色、茶色、黒色など様々です。軽い痛みやかゆみをともなう場合もありますが、自覚症状がほとんどないのが特徴です。
感染してから発症までに3週間~8か月間ほどかかります。症状が出てない状態でもパートナーに感染させる危険性がある病気です。

梅毒

トレポネーマという病原菌に感染することで引き起こされる病気です。
性行為により皮膚や粘膜の傷から病原菌が侵入し、血液を通って全身に広がります。発症するまで約3週間ほどかかります。その間は自覚症状がないためパートナーに感染させる可能性があります。
梅毒の症状は主に4期に分かれます。男女ともに症状は同じです。
できものができてくるのは第2期以降になります。
第1期は痛みのないしこりができます。性器や肛門、口など感染した部位にでき、その後、しこりの中心部が盛り上がってきます。
第2期になるとピンク色の円形のあざや、小豆ぐらいの赤茶色のきものができます。また髪の毛などが抜ける脱毛症状が出てきます。
第3期になると皮下組織に大きなしこりができてきます。
第4期になると末期症状となり、心臓、血管などに重い障害が出ます。しかし医療の発達した現代では第3期以降になることはほとんどありません

水泡をともなう性病の治療方法

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性器ヘルペスの治療方法

性器ヘルペスの症状が出た場合は、婦人科や皮膚科、性病科を受診しましょう。
口唇に症状が出た場合は耳鼻咽喉科でも診察ができます。
検査をしてヘルペスウイルスに感染していると診断された場合、5日~10日間ほど薬を服用します。軽い症状の場合は軟膏を塗布します。重い症状の場合は、入院して点滴治療を行います。そして病変部が治れば治療は終了です。しかし再発率の大きい病気ですので、再び異変を感じたら早めに病院を受診するようにしましょう。また再発を繰り返す場合はウイルスの増殖を抑える治療をする場合があります。気づかないうちにパートナーにうつしてしまっている可能性がありますので、一緒に診察を受けましょう。

尖圭コンジローマの治療方法

婦人科、皮膚科、性病科で診察を受けます。治療は電気メスやレーザーによる焼却法や液体窒素による凍結治療などが行われます。症状が軽い場合は、軟膏を塗布する治療方法もあります。表面上のイボがなくなってもウイルスが潜伏している場合があるため、3ヶ月は再発がないことを確認してから治療を終了します。3ヶ月以内に約25%の方が再発すると言われています。パートナーの方も感染している危険性が大きいので、一緒に治療を行いましょう。

梅毒の治療方法

皮膚科、性病科、婦人科などで診断を受けます。梅毒は感染して3週間、3ヶ月後、3年ごとに大きな症状が出てきます。その症状に合わせ、経口合成ペニシリン剤を服用します。
第1期で2週間~4週間、第2期で4週間~8週間、第3期で8週間~12週間以上服用します。感染時期が不明な場合は8週間~12週間服用します。治療をしても効果の確認に時間がかかるため、定期的な検査が必要です。また梅毒に感染するとHIVにも感染しやすくなっているため、同時に検査を受けるようにしましょう。梅毒もパートナーが感染している可能性が高いので同時に検査を行うことを推奨されています。

水疱の症状をともなう性病まとめ

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水泡がでる性病は痛みをともなうことが多いため、自覚症状が強い病気です。
異変を感じたらパートナーと共に早めに病院を受診しましょう。